英単語の覚え方<接頭辞>
2024年度第3回英検®本試験の結果が公開されました。
結果はいかがでしたでしょうか。
次の本試験は2か月半後です。
計画を立てて、しっかり勉強しましょう。
今回は、英単語の覚え方第3弾、<接頭辞>についての説明です。
頻出の10個を選び、それぞれ解説していきます。
1.接頭辞とは?
接頭辞(prefix)は、単語の最初に付く語の一部で、単語の意味を変える役割を持ちます。
例えば、「un-」は「否定・反対」の意味を持ちます。
「happy(幸せ)」⇒「unhappy(不幸)」
そのため、接頭辞のパターンを知ることで、知らない単語でも意味を推測しやすくなります。
2.覚えておきたい接頭辞10選
①re-<再び、元に戻す>
・rewrite(書き直す)
・review(見直す、復習する)
②un-<否定、反対の意味>
・unhealthy(健康的ではない)
・unable(できない)
③dis-<否定、分離>
・disagree(反対する)
・disappear(消える)
④mis-<誤った、間違った>
・misunderstand(誤解する)
・misspell(スペルを間違える)
⑤pre-<前の、事前の>
・preview(下見、試写)
・predict(予測する)
⑥over-<過度の、超えた>
・overeat(食べ過ぎる)
・overestimate(過大評価する)
⑦under-<不足、下>
・underestimate(過小評価する)
・underdeveloped(発展途上の)
※developingと違い「発展が遅れている」というニュアンスです
⑧inert-<相互の、間の>
・international(国際的な)
・interact(交流する)
⑨trans-<超えて、移動>
・transportation(移動手段)
・translate(翻訳する)
⑩sub-<下の、副の>
・subway(地下鉄)
・suburban(郊外)
3.覚え方
①単語を分解する
接頭辞+単語の構成なので、元の単語が何かを判別すると楽になります。
例えば「disappear」はdis+appearです。
appearは「現れる」という意味で、disは<否定、逆>を表します。
これら2つを合わせると、disappearは「消える」となります。
②ペアで覚える
under-とover-のように、対になる接頭辞があります。
overestimate「過大評価する」⇔underestimate「過小評価する」
このように、対になっている接頭辞を覚えると単語量が増えます。
③例文で覚える
接頭辞に限らず、単語を覚える際は必ず例文で覚えましょう。
I rewrote my essay because there were many misspelled words.
4.最後に
接頭辞を覚えると、単語の知識量が広がります。
今日紹介したもの以外にもたくさんあるので、ぜひ接頭辞を調べてみてください。
次回は接尾辞を紹介予定です。