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2026.09.03

スタッフブログ

英検®2級ライティング(意見論述)で減点される書き方TOP5——採点者はここを見ている

英検®2級の対策をしていて、「リーディングやリスニングは伸びてきたのに、ライティングだけ点が読めない」と感じたことはありませんか。

ライティングは、英作文という性質上、自分では正解が分かりにくいセクションです。しかも配点が大きく、ここで崩れると合格が一気に遠のきます。逆に言えば、減点される「型」さえ避ければ、安定して得点できるセクションでもあります。

なお、2024年度のリニューアルで、2級のライティングは「意見論述」と「要約問題」の2題構成になりました。この記事で扱うのは、そのうちの意見論述(TOPICに対して自分の意見を述べる、従来からある英作文)です。要約問題については別記事で改めて解説します。

意見論述は、内容・構成・語彙・文法の4つの観点で採点されます。今回は、この4観点にそって、多くの受験者が減点されがちな書き方をTOP5で整理し、その直し方をお伝えします。

前提:2級ライティングで問われていること

具体的な減点ポイントに入る前に、大原則を一つ。英検®2級のライティングで求められているのは、難しい英語を書くことではなく、「意見と理由を、指定された形で、分かりやすく並べること」です。

TOPICに対して自分の意見(賛成か反対か、など)を示し、それを支える理由を2つ挙げ、最後にまとめる。この「型」を守ることが、何より優先されます。問題にはPOINTS(理由を書く際の参考となる観点)が3つ示されますが、これは必ず使う義務はなく、あくまで参考です。凝った表現より、型どおりの明快さを優先してください。これを踏まえて、5つの減点ポイントを見ていきましょう。

TOP5:減点される書き方と、その直し方

5位:語数が指定範囲に足りない/超えすぎている

英検®2級の意見論述には、80〜100語という語数の目安があります。極端に少ないと内容が薄いと判断され、多すぎても冗長さで減点されることがあります。

対策はシンプルで、「型」で書けば語数は自然と範囲に収まります。意見→理由1とその説明→理由2とその説明→まとめ、と書けば、必要な語数に届きます。語数が足りない人は、たいてい理由の「説明」が抜けています。理由を挙げるだけでなく、「なぜなら〜」「例えば〜」で一段深めてください。

4位:同じ単語・表現を何度も繰り返す

語彙の観点で減点されやすいのが、同じ語の繰り返しです。「I think」「good」「important」ばかりが並ぶと、語彙力が乏しいと見なされます。

対策は、言い換えの引き出しを持っておくこと。「I think」→「In my opinion」「I believe」、「good」→「beneficial」「helpful」のように、数パターンずつ用意しておくだけで印象が変わります。語彙を増やす基礎については、接尾辞から効率的に覚える方法(「英単語の覚え方〈接尾辞編〉」)も役立ちます。

3位:文法・スペルの単純ミス

文法の観点では、三単現のs、時制の一致、複数形、冠詞、スペルミスといった単純な誤りが積み重なると、確実に減点されます。難しい構文を狙って失敗するより、簡単な文を正確に書く方が得点は安定します。

対策は、自分がよくやるミスのパターンを知っておくこと。多くの人は、同じ種類のミスを繰り返します。2級で間違えやすい文法のパターンは別記事(「英検®2級で間違えやすい文法TOP5」)にまとめているので、あわせて確認してください。書き終えたら、見直しの時間を必ず確保しましょう。

2位:理由が「意見の言い換え」になっている

構成の観点で多いのが、理由が理由になっていないケースです。たとえば「学校に制服は必要だ。なぜなら制服があった方がいいからだ」——これは理由ではなく、意見の言い換えにすぎません。

対策は、「なぜ?」にもう一段答えること。「制服があった方がいい」→なぜ?→「毎朝服を選ぶ時間が省ける」「経済的な差が目立たない」というところまで掘り下げて、初めて理由になります。理由には、具体例や結果を一つ添えると、説得力が一段上がります。

1位:そもそも質問(TOPIC)に答えていない

最も重大で、最も見落とされがちなのがこれです。TOPICが問うていることと、ずれた内容を書いてしまうケースです。問題文を読み違えたり、聞かれていないことを論じたりすると、どれだけ英語が正確でも、内容の観点で大きく失点します。

対策は、書き始める前に、TOPICが何を問うているかを正確につかむこと。賛成・反対を問われているのか、意見を求められているのか。問いに正面から答える一文を、最初に置いてください。ここがずれると、後の理由がどれだけ立派でも点になりません。書く前の30秒の確認が、答案全体を守ります。

まとめ:2級ライティングは「型を守り、ミスを消す」

  • 5位:語数不足・超過 → 「型」で書けば自然に収まる。理由の説明を省かない
  • 4位:同じ表現の繰り返し → 言い換えの引き出しを数パターン持つ
  • 3位:文法・スペルの単純ミス → 自分のミスの癖を知り、見直しを必ずする
  • 2位:理由が意見の言い換え → 「なぜ?」にもう一段答え、具体例を添える
  • 1位:TOPICに答えていない → 書く前に問いを正確につかみ、正面から答える

英検®2級のライティングは、難しいことを書く必要はありません。型を守り、単純なミスを消すだけで、得点は安定します。今日挙げた5つを意識して、一度自分の答案を見直してみてください。

なお、2級ライティングのもう一題である要約問題は、意見論述とは求められるスキルが異なります。こちらの対策は別記事で改めて解説します。

なお、英検®2級は、総合型選抜・学校推薦型選抜の出願条件や優遇の対象になる最低ラインです。取得しておけば大学入試でそのまま武器になるので、いつまでに何級を目指すべきかは「推薦入試のための英検®は『いつまでに・何級』?」も参考にしてください。

AIC推薦アカデミーの英語資格対策講座(英検®準2級・2級・準1級)は、オンラインで全国から受講できます。ライティングの添削を含め、入試から逆算した対策をご希望の方はお気軽にご相談ください。

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