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2026.10.09

スタッフブログ

大学・学部の調べ方——高1・2がネットで何を見ればいいか

「志望校を考えよう」と言われても、何から調べればいいか分からない——高1・2の多くがぶつかる壁です。とりあえず偏差値ランキングを眺めたり、名前を知っている大学をなんとなく見たりして、調べた気になって終わる。これは、もったいない調べ方です。

大学・学部の調べ方には、順番とコツがあります。偏差値やイメージではなく、「その学部で何を学ぶのか」を知ることが、志望校選びの出発点です。今日は、高1・2がネットでできる大学・学部の調べ方を、見るべき場所の順に紹介します。特別なツールは要りません。大学の公式サイトを中心に、無料で調べられるものばかりです。

大学・学部の調べ方は「偏差値」から始めない

最初に大切な考え方を1つ。大学・学部の調べ方は、偏差値から始めないことです。

偏差値は「入りやすさ」の目安にすぎず、「そこで何を学べるか」「自分に合うか」は何も教えてくれません。同じ学部名でも、大学によって学ぶ内容はかなり違います。まず「何を学べるか」で見て、偏差値は後から確認する——この順番が、後悔しない志望校選びにつながります(偏差値以外のどんな視点で選べばいいかは「偏差値以外の視点で!自分に合う大学・学部を見つける方法」で解説しています)。

では、何を見ればいいのか。ネットで見るべき場所を順に見ていきます。

ネットで見るべき5つの場所

1. 大学の公式サイトの「学部・学科紹介」

まず見るのは、大学の公式サイトにある学部・学科の紹介ページです。「アドミッションポリシー(求める学生像)」や「学びの特色」に、その学部が何を大切にし、何を学ばせたいかが書かれています。パンフレットのきれいな言葉だけでなく、具体的に何を学ぶのかに注目してください。

2. シラバス(授業計画)

意外と知られていませんが、多くの大学はシラバスをネットで公開しています。シラバスは、どの学年でどんな授業があるかを書いた授業計画です。1年生から4年生まで、どんな科目を学ぶのかを見ると、その学部のリアルな中身が分かります。興味のある授業があるか、という視点で眺めてみてください。

3. ゼミ・研究室のページ

学部によっては、ゼミや研究室の紹介ページがあります。どんなテーマを研究しているかを見ると、その学部で何を深く学べるかが分かります。気になる研究テーマが見つかれば、それが志望理由の芽になります。

4. 卒業後の進路

公式サイトには、卒業生の就職先や進学先が載っていることが多くあります。その学部で学んだ人が、どんな道に進んでいるかは、将来を考える材料になります。ただし、進路は一例なので、「この学部に行けば必ずこうなる」と狭く考えすぎないようにしてください。

5. 入試情報(どんな入試があるか)

最後に、その大学・学部にどんな入試があるかも見ておきます。総合型選抜・学校推薦型選抜を実施しているか、評定や英語資格などの条件があるか。高1・2のうちにざっくり知っておくと、評定や資格の準備を早めに始められます。
ただし、入試情報は変更になる可能性もあります。現時点のものは参考程度に捉えてください。

調べたことは「なぜ気になったか」とセットで残す

大学・学部の調べ方で、もう1つ大事なことがあります。調べて終わりにせず、「何が気になったか」「なぜ惹かれたか」をメモに残すことです。

「この学部のこの授業が面白そう」「この研究テーマが気になる」という記録は、高3で志望理由を考えるときの材料になります。高1・2のうちに興味の記録をためておくと、志望理由書づくりが一気に楽になります(この積み重ねの大切さは「【高2の秋スタート】推薦入試は”1年前”が勝負」にまとめています)。

ネットで調べたら、現地でも確かめる

ネットでの大学・学部の調べ方を紹介してきましたが、ネットだけでは分からないこともあります。キャンパスの雰囲気や、在学生のリアルな声は、オープンキャンパスで直接確かめるのが一番です。

ネットで「何を学べるか」を調べて興味を持ったら、その大学のオープンキャンパスに足を運ぶ。この「ネットで調べる→現地で確かめる」の流れが、志望校選びを深めます(高1・2のオープンキャンパスの回り方は「高1・2 オープンキャンパスは『見る場所』が違う」をご覧ください)。

先入観を持たない

「〇〇大学は偏差値が高いから」「××大学は良くないと噂で聞いた」

先入観を持たず、フラットな目線で大学を比較することも大事です。
志望理由書では「なぜその大学なのか」を最大限表すことになります。先入観を持って調べる大学が少ないと意味がないので、まずは色々な大学を見てください。新しい発見があるかもしれません。

まとめ:大学・学部の調べ方は「何を学ぶか」から

  • 大学・学部の調べ方は、偏差値からではなく「何を学べるか」から始める
  • ネットで見る場所:①学部・学科紹介 ②シラバス ③ゼミ・研究室 ④卒業後の進路 ⑤入試情報
  • 調べたことは「なぜ気になったか」とセットでメモに残す(志望理由の材料になる)
  • ネットで調べたら、オープンキャンパスで現地でも確かめる
  • 先入観を持たず、様々な大学を見る

大学・学部の調べ方は、偏差値ランキングを眺めることではありません。公式サイトやシラバスで「その学部で何を学ぶのか」を知ることが出発点です。高1・2のうちから少しずつ調べて、興味の記録をためておけば、志望校選びも、その先の志望理由づくりも、ぐっと進めやすくなります。

AIC推薦アカデミーでは、高1・2の段階からの進路相談を個別にお受けしています。「興味のある分野は何となくあるが、どの大学を見ればいいか分からない」という段階のご相談も歓迎です。英語資格対策講座(英検®準2級・2級・準1級/TOEFL®対策)も高1・2から受講でき、いずれもオンラインで全国から対応可能です。

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