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2023.01.16

上智大学(2023年度入試)

AIC推薦アカデミー主催の上智大学公募推薦説明会に参加した際、これほど上智に特化している塾はないと感じたこと、他の推薦塾に比べて、費用が抑えられて通いやすい立地にあったこがキッカケでAIC推薦アカデミーの講座を受講することに決めました。実際に、入塾してみるとカウンセラーが週1回カウンセリングを行ってくださり、そこで自分の経験を詳しく振り返ることで、自己推薦書を作成する際に必要な自分にしかないネタを見つけることが出来ました。また、その経験を深く探究することによって、社会が必要としていることを知り、独自のストーリー性ある将来の夢を見つけることが出来ました。そしてカウンセリングで得た発見を言葉にしていくことで、志望理由がはっきりした自己推薦書を書き上げることが出来ました。

正直、今まで小中高と公立に通い部活と勉強をする、というごく普通の学校生活を送っていたので、語れるものが特に無く、最初のうちは自己推薦書は真っ白で「広告を作りたい」という漠然とした夢でそこから話を広げることが出来ず、一向にペンは止まっていたので、授業外でのカウンセリングで一緒になって自分にしか思いつかない将来の夢や志望理由を見つけることができて本当にありがたかったです。

書類作成講座では、課題レポートを進める過程で文章をまとめる力が成長しました。志望する新聞学科は、「最近の時事問題の中から関心をもったテーマを一つ選び、よく調べた上で、それに関する報道の在り方も含め、当該テーマについてのあなたの意見を述べなさい。」というお題の課題レポートが課されたため、私は「2025年関西万博のあり方」をテーマにしました。正直、課題レポートを書き始めた時期が一番しんどかったです。今までレポートを書いたことがなかったので、何から始めたらいいのか分からなかったし、一般入試の勉強も手を抜けない状態だったのでやることが山積みで、夜中まで文献を調べていたり、勉強していたり、ということが当たり前にありました。そんな中、自分のまとまった意見を出せなくて行き詰まってしまうと、先が見えず不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、講師の方からレポートの手順や、調べるときのポイントを都度教えていただくことで作業効率はぐんと上がりました。それまではただひたすら関西万博に関連する記事や文献、書籍を読み、映像を見るということを繰り返すことしかしていませんでしたが、アドバイス通りに、得た情報を体系化することによってだんだん自分の結論が導き出されレポートを順調に進め、納得の行くものを書き上げることが出来ました。このようなやり方で調べることによって、調べた内容をより覚えやすくなり、面接では質問に詳しく完璧に答えることが出来ました。

小論文の対策として、講座外の普段の学習の中でもネタになることをノートにまとめておくことを意識しました。例えば、現代文の本文の内容で筆者の意見をノートにまとめ、そのまま小論文で使っていました。また、毎日学校の昼休みの時間を利用し、図書室で新聞を読んで100字程度の要約を試みていました。ノートに書き留めることによって記憶にも残るし、書き始めてすぐペンが動くようになりました。

学生チューターとの学習フォローでは、自己推薦書の字数カットを一緒にしていただいたり、表現の指摘を体験者からの視点からしていただきました。また現役上智大生だったこともあり、実際の大学生活についてたくさん教えていただき、モチベーションがとても上がりました。

大阪の公立高校に通っているそこのあなた。「推薦で上智大学を受ける」と言ったらきっと周りには止められます。なぜなら推薦には汎用性がないからです。推薦の準備に時間を取られてしまい、一般の勉強が遅れ、間に合わなくなることが目に見えているからです。私はこの受験生活を通して推薦は本当にリスクが高い受験方法だと実感しました。それでも、推薦で得られたことは自分にとって大きかったです。課題レポートの取材のため、実際にあいりん地区に足を運んで地元の方々とお話しした際、困窮状態の人々の生き様を知って貧困報道について深く考えました。自分の知らない世界を見て、視野が本当に広くなりました。自分の発見を言葉にするのはすごく難しかったけど、答えのない問題を突き詰める力はとても身につきました。がむしゃらにやり切る精神があれば推薦と一般の両立は乗り越えられます!
AIC推薦アカデミーの元でとても良い経験ができたし、何より受かることができてとても嬉しかったです。ありがとうございました!