類は友を呼ぶ

AIC推薦アカデミーは鷗州塾の中の一部署でありながら、FC大阪のスポンサーになり、教育とスポーツを融合させた活動を行ったり、農家や福祉の施設と連携をして、インターンシップへの参加や実務経験を高校生に積ませるなど、社会連携活動を行っています。よく「学校ではなく、予備校がこういった活動を行うのは珍しい」と周りの方からおっしゃっていただけるのですが、企業だからこそできること、企業だから制限なく提供できるものがあると私たちは考えています。総合型選抜入試や学校推薦型選抜入試に対策を行う部署にいて、高校生の「言い訳や甘え」に頭を悩ませることが多々あります。「一般入試の対策に頭が一杯で推薦入試を対策する負担を負えない」。出願資格を満たしていないのであれば仕方がないと思うのですが、満たしているのにも関わらず、二刀流でいく覚悟がない。これこそ、社会に出る時に人によっては苦労する「１つのことしかできない・言われたことしかできない」に繋がるのではないかと思います。社会人になるといくつもの仕事や作業をする必要があります。高校生だからと甘んじて、１つのことしかできないようであれば、それによって目の前にあるチャンスを逃すようであれば、社会に出たあとの結果は目に見えているような気がします。大学生になってからできるようになるかもしれません。私もそうでしたが、それでは苦労するものなのです。人の成長に苦労は付き物ですが、なるべく泥臭くも効率的に物事を進めていきたいものです。面白いもので、今、私たちの周りには同業者・他業種に関わらず同じ熱い思いを持った方々が集まって来ています。「類は友を呼ぶ」という言葉の意味をひしひしと感じている今日この頃です。