INFORMATION

2026.09.21

スタッフブログ

総合型選抜の一次選考、結果が出たら——通っても、通らなくても、止まらないために

出願を終えて、しばらくすると届く一次選考の結果。総合型選抜では、書類による一次選考を通過した人だけが、面接や小論文などの二次選考に進めることが多くあります。この一次の結果が返ってくる時期は、多くの受験生にとって、気持ちが大きく揺れる瞬間です。

ですが、総合型選抜の一次選考は、あくまで通過点です。通っても、通らなくても、そこで立ち止まっている時間はありません。今日は、総合型選抜の一次選考の結果が出た後、通過した人・通らなかった人それぞれが、次にどう動けばいいのかをお伝えします。

まず確認:一次選考は「合格」ではない

大切な前提を一つ。総合型選抜の一次選考の通過は、最終合格ではありません。多くの大学で、一次(書類)を通った人が二次(面接・小論文・プレゼンテーションなど)に進み、そこで最終的な合否が決まります。

だからこそ、一次を通過して気を緩めるのも、通らなくて必要以上に落ち込むのも、どちらも危険です。一次の結果は、次のステージに進むかどうかの入り口にすぎません。結果を受け取ったら、一喜一憂で終わらせず、すぐに次の行動に移ることが何より大切です。

一次を通過した人へ:すぐ二次対策に切り替える

一次選考を通過したら、喜ぶのは一瞬にして、すぐに二次選考の準備に入ってください。二次までの期間は、大学によっては数週間しかないこともあります。

まず、二次で何が課されるかを再度確認します。面接だけの大学もあれば、面接+小論文、プレゼンテーション、口頭試問、グループディスカッションなど、大学・学部によってさまざまです。募集要項で、自分の受ける大学の二次選考の内容を正確に把握することが第一歩です。

面接が課される場合、準備の中心は「提出した書類の深掘りに答えられるようにすること」です。
面接では、一次で出した志望理由書などをもとに、「なぜそう考えたのか」を掘り下げられます。書いた内容すべてに、自分の言葉で答えられるように、書類の控えを読み返しておいてください(面接で本当に見られていることは「推薦入試の面接で『本当に見られていること』」で詳しく解説しています)。

小論文やプレゼンが課される場合も、要領は同じです。付け焼き刃の対策より、自分がこれまで考えてきたこと・志望理由の軸を、その場で自分の言葉で表現できる状態に整えておくことが、二次を突破する鍵になります。

一次で通らなかった人へ:止まらず、次の道を選ぶ

一次選考で通らなかったとしても、それで受験が終わるわけではありません。落ち込む気持ちは自然ですが、大切なのは、そこで止まらないことです。まだ選べる道が残っています。

選択肢1:総合型の別日程・別大学。
大学によっては、総合型選抜を複数回実施したり、後期日程があったりします。まだ出願できる総合型が残っていないか、確認してみてください。

選択肢2:公募制の学校推薦型選抜(11月出願)。
評定などの条件を満たせば、11月に出願できる公募制推薦という道があります。総合型で準備してきた志望理由や自己分析は、そのまま活かせます(指定校・公募の違いは「指定校推薦と公募推薦、どっちを選ぶ?」をご覧ください)。

選択肢3:一般入試に軸足を移す。
推薦の道が難しければ、一般入試という本線があります。ここで大事なのは、総合型の準備をしながらも教科学習を止めていなかったかどうか。止めていなければ、比較的スムーズに切り替えられます(両立の考え方は「推薦と一般を両立する『夏休みの1日』」が参考になります)。鷗州塾グループとして、一般入試への切り替えも含めてサポートできる体制があります。

どの道を選ぶにせよ、一次で通らなかった経験――書類を書き上げ、自分と向き合った経験――は、決して無駄になりません。その蓄積は、次のどの入試でも活きてきます。

保護者の方へ

一次選考の結果が出る時期は、お子さまの気持ちが大きく揺れます。通っても通らなくても、ご家庭でできるのは、結果そのものへの反応より、「次にどうするか」を一緒に落ち着いて考えることです。

通過したなら、二次までの短い期間を走り切れるよう、生活面で支える。通らなかったなら、「まだ道はある」という視点を共有する。結果に一喜一憂しすぎない大人の存在が、お子さまが次の一手を冷静に打つための支えになります。

まとめ:総合型選抜の一次選考は「通過点」

  • 総合型選抜の一次選考の通過は、最終合格ではない。二次選考で合否が決まる
  • 通過した人:すぐ二次対策へ。二次の内容を確認し、書類の深掘りに答えられる準備を
  • 通らなかった人:止まらない。別日程や公募制推薦、一般入試という道がある
  • どの結果でも、書類と向き合った経験は次に活きる
  • 保護者は結果より「次にどうするか」を一緒に考える

総合型選抜の一次選考の結果は、ゴールでもなければ、終わりでもありません。大切なのは、その結果を受け取った後、いかに早く気持ちを切り替えて次の一手を打てるかです。

二次選考の対策や、通らなかった後の進め方で迷ったら、AIC推薦アカデミーでは個別のご相談をお受けしています。オンラインでの対応も可能です。今の状況を一緒に整理し、次にやるべきことを明確にするお手伝いをします。

▼お問い合わせ・ご相談はこちら

合格実績こちら
合格者体験談こちら
資料請求こちら
お問い合わせこちら